赤ちゃんへの初めての絵本・迷ったらこれ!出産祝いのプレゼントにも最適なおすすめ絵本10選
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0歳児からの絵本、赤ちゃんの絵本を選ぶポイント
赤ちゃんのファースト絵本選びは、ママにとってすごく重要ですよね。まだ子どもの趣味や個性も分からない、でも初めて出会う絵本との出会いは大切にしたい。今はすごく良い絵本がたくさんあって、それはそれでありがたいけれど、あり過ぎてどれを選んでよいか分からない!というママさん多いと思います。
子どもに読み聞かせる絵本選びのポイントは、「東大卒ママの子供に絵本を選ぶポイント4つを紹介」の記事でも紹介していますが、これはもう少し大きくなってからをイメージしてます。0歳児の絵本選びはまたちょっとポイントが違う。簡単にポイントをまとめると
1.カラフルな赤ちゃんの目を惹きつける絵
子供にとって絵本の絵が大事というのは、大きくなってからも同じですが、0歳児はなおさらです。とにかくカラフルで形がはっきりして見やすく赤ちゃんでも分かりやすいものを選びましょう.
2.遊びの要素がある
しかけ絵本はもちろん、ママと一緒に手遊びやスキンシップが楽しめる、とか、身近な食べ物や自然のものと触れ合うきっかけになる、など、五感を刺激する「遊び」に繋がる要素があると良いです。
3.持ち歩きやすくて丈夫
赤ちゃんが自分で掴みやすいサイズの方が良いですね。お気に入りの絵本は、ベッドに持ち込んだり、お出かけ先に持って行ったりもするので、持ち歩きやすいのがベスト。あと、2歳くらいまでは、お気に入りになればなるほど、ページを破ったり噛み付いたりするので、丈夫なのも実は大事なポイントです(笑)特に、ファースト絵本は、ページが硬めの破れにくいものを何冊か用意しておきましょう。
赤ちゃん向けの絵本、今は良いものが本当にたくさんありますが、実際に読んでみて、うちの子ども達も大好きだった絵本ベスト10を選んでみました。
- 『しましまぐるぐる』
これはとにかく、赤ちゃんの「目を惹く」ことが最優先されてます。「しましま」と「ぐるぐる」という音の反復も面白いので、まだ言葉やストーリーには興味を持てない月齢から楽しめます。ページは赤ちゃん用のハードなものなので、ファースト絵本にぴったり。
2.『かおかおどんなかお』
赤ちゃんの真っ先に覚えるものはお母さんの顔、とよく言われますよね。私も、自分の子どもにこの本を見せた時、赤ちゃんはこんなにも人の顔に興味を示すのだな、とびっくりしました。感情によっていろんな表情がある、ということを学ぶにもとても良い本。
3.『じゃあじゃあびりびり』
まついのりこさんの絵本は定番中の定番ですが、やっぱり手元に置いておきたい一冊。絵の色と形、いろんな音、赤ちゃんの惹きつける要素がたっぷり詰まっています。出てくるものが多岐にわたっているので、どんな子でも何かしら「お気に入り」が見つかるのも良いところ。
4.『やさいさん』
開くとやさいさんが飛び出てくるしかけ絵本。土からのぞいている葉っぱの形で、このおやさいは何かな、、、なんてクイズみたいに遊びながら絵本を楽しめます。今の子供は、野菜の原型を目にすることって意外と少ないので、お芋さんはこんな風に土の中に埋まってるんだね、とか、3歳を過ぎても勉強になる内容で、長く楽しめます。
5.『くだもの』
おやさいの次はくだもの。『やさいさん』にも同じ『くだものさん』のシリーズがありますが、こちらは昔ながらの定番の絵本です。とにかくリアルなくだものの絵が赤ちゃんの目を惹いてくれること間違いなし。くだものは、おやさいと違って、離乳初期からそのままの形を目にすることが多いので、赤ちゃんにとってはとても身近で興味を持ちやすいものなんでしょうね。
6.『ぶーぶーぶー』
のりもの好きな赤ちゃんにはこれ。乗り物というと男の子、と連想してしまいがちですが、赤ちゃんの頃の興味は性別には全く関係ありません。うちは、下の男の子よりも上の女の子の方がこの本お気に入りでした。 「ぶーぶーぶー」という赤ちゃんでも聴きやすい音が楽しいこの絵本は、色や数を学ぶのにも役立つので、とてもおすすめです。
7.『おつきさまこんばんは』
絵本の名作家、林明子さんの定番中定番です。『かおかおどんなかお』を見ても分かる通り、赤ちゃんはお顔が大好き。この絵本も、リアルなお月さまのお顔の表情に自然と子どもの興味が惹きつけられます。月と雲、夜空、など、自然や時間の変化と様子が感じられるのも大事です。「おつきさまが雲に隠されてしまってどうしよう?」と、短いドラマとストーリー性が盛り込まれているのも、絵本の手始めにぴったりです。
8.『どんどこももんちゃん』
「どんどこどんどこ」というユーモラスな音と共に、どんな障害物にも負けず突き進むももんちゃん。読む言葉はとても少ないのですが、可愛いももんちゃんがこんなに頑張って走っているのはなぜなんだろう?というところから、最後にママの胸に飛び込むまで、小さな子どもでも「共感」と「ストーリー」 を体験できる仕組みになっています。
9.『しろくまちゃんのほっとけーき』
こちらも定番、「こぐまちゃんとしろくまちゃん」シリーズ。「こぐまちゃんとしろくまちゃん」は、日本版ミッフィーちゃんとも言うべき、可愛くてどこかシュールな(笑)キャラクターが親しみやすい人気の絵本です。0歳児の赤ちゃんにはストーリーが少しむずかしく感じるかもしれませんが、かわいいこぐまちゃんやしろくまちゃん、ホットケーキを焼いてひっくり返す様子など、お気に入りの絵を見つけて眺めているだけでも楽しいと思います。
10.『だるまさんが』
ファースト絵本としてすっかり定番になった「だるまさん」シリーズ。とにかくユーモラスな絵と、言葉や音遊びが楽しい。大人しく座って本を読んでもらうのが苦手な子でも、遊び感覚で絵本と触れ合うことができる良いきっかけになること間違いなし。
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出産祝いにも絵本は人気
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先輩ママからの絵本プレゼントがとても役だった
最近では、出産祝いに絵本を贈るのが人気だそうです。そう言えば、つい先日も、まだお子さんがいないお友達から「出産祝いに絵本が欲しいと言われたのだけど、どれが良いか教えて欲しい」と相談を受けました。私自身、出産祝いで一番重宝したのは、おもちゃよりベビー服より、先輩ママからの絵本プレゼントだったな、と思います。本が好きな人でも、自分で読んだ本の記憶はあっても、赤ちゃんに読み聞かせするような絵本はもちろん覚えていないし、どれが良いのか全く分からないものです。実際に赤ちゃんが産まれてしまうと、お世話に忙し過ぎて、絵本の情報まで手が回らない。出産祝いに絵本って実はとてもありがたいのです。
2.出産祝いに絵本が最適な理由
出産祝いに絵本が最適な理由は他にもあります。基本、子どもの絵本は色々試してみて好きなのを選ばせるのが良いのですが、赤ちゃんのファースト絵本だけは、図書館で借りたりするのではなく自己所有した方が良いのです。なぜなら、赤ちゃんのうちは、とにかく絵本を口に入れたり、汚したり破ったりするリスクが高いから。図書館で借りた本だと衛生的にも気になるし、破ってしまったらどうしよう、と気になってしまいますよね。なので、ファースト絵本がいつも手元に何冊かある、というのはとても大事なことなのです。
3.人気だけにかぶりやすいから確認した方が良いかも
最近では、出産祝いに絵本が人気なので、人とかぶってしまうリスクもあります。2人目以降のお子さんの場合には、定番の絵本はすでに持っている、ということも考えられます。もし親しいお友達であれば、出産祝いに絵本を贈ろうと思っているのだけどどうか、どんな絵本が良いか、など確認した方が良いかもしれませんね。確認はできないけれど、どうしても人とかぶってしまうのを避けたい、という場合や、2人目以降のお子さんで定番の絵本は避けたい、という場合には、<番外編>を参考にしてみてください。
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<番外編>人とかぶらない絵本のプレゼント
先に挙げた10選は、どれも大人気間違いなしの定番絵本なので、良いことは良いのですが、他とかぶったり、既に持っている可能性があります。人とかぶらない絵本プレゼントでおすすめなのは、ズバリ「英語の絵本」です。海外ならではのカラフルで独特の絵や、赤ちゃんが興味を惹きやすい英単語が楽しめる海外製の絵本も良いですし、日本の定番絵本を英訳したものもおすすめです。日本の定番絵本を英訳したものは、元々の日本語版を読んだことがある場合に、比較しながら自然と英語の勉強ができますので、とても良いですよ。手に入りやすいものを5冊セレクトしてみました.
1.『Dear Zoo』
世界中で200万部以上を売り上げている名作です。ストーリーは0歳児にはちょっと難しいので、初めは動物の絵を指さしながら、英語の名前を聞かせてあげるだけでもいいと思います。
2.『No David!』
いたずらっ子坊やのデイビッドが、次々いけないことをして「No!」と言われる。でも最後には親からの「I love you」が出てくる、子どもならみんな共感できるストーリーだと思います。「No」の意味を覚えるにもいい。絵が外国らしいカラフルでダイナミックなタッチなので、赤ちゃんの目にもインパクトがあります。
3.『Goodnight Moon』
アメリカで1000万部を超えて読み継がれている、名作中の名作。マーガレット・ワイズ・ブラウンの、温かさとポップさの入り混じった絵がとにかく素敵。子どもの気持ちと視点に寄り添った絵本で、赤ちゃんから長く楽しめる絵本です。
4. 『The Very Hungry Caterpillar』
ご存知『はらぺこあおむし』の英語版。日本語版は、幼稚園や保育園でもきっと触れる機会がありますから、それと比較しながら英語版を読むのも楽しいと思います。
5. 『Guri and Gura』
こちらも、定番、どこかできっと出会う『ぐりとぐら』の英語版。赤ちゃん向けの本に比べると、英語は少し難しくなりますが、日本語版と比較しながら読めるので、長く楽しめます。
- ファースト絵本選びで参考にしたい記事、サイト
最後に、ファースト絵本選びで参考になるサイトや記事をまとめてみましたので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
1.絵本情報ナンバーワンサイトの『絵本ナビ』
2.子育て情報サイト『ママリ』の口コミ大賞
乳児(0歳・1歳)におすすめ絵本57選
4. はむさんのブログ『おやこえいごびより』